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コラム

【資格】「調理師免許」って何?必要なの?

3.調理師免許の取得方法と試験内容

取得方法は2パターンあります → 調理師試験の概要はこちらをご参照ください。

i.調理師の養成学校(有名な学校で言うと服部栄養専門学校辻調理師専門学校など)を卒業する(試験免除)

ii.一般受験(受験資格は「中学校卒業以上の学歴」と「2年以上調理業務に従事」)

大西は調理師の専門学校を卒業していないので一般受験での取得になります。しかし、大西は飲食店未経験の状態で起業をしたため、当時受験資格を満たしていませんでした。

しかし、新型コロナウイルスでお店が休業期間中を利用し、受験勉強をした結果、見事合格することが出来ました。

試験はほぼ全て暗記すれば合格する内容です。勉強すれば取れます!(合格率は60%ほど)

ちなみに大西は「マンガでわかる調理師試験 攻略テキスト&問題集」と模試や過去問で合格までたどり着きました。文字がびっしりのテキストが読みにくいと感じている方は一度読んでみてください!

もし仮に試験に落ちてしまっても、その努力が無駄になることはありません。得た知識は必ず役に立ちます。

試験は「調理理論」「食品衛生学」「食品学」「栄養学」「公衆衛生学」「食文化概論」の分野から出題されます。

調理理論は、技術的な内容で、比較的覚えやすい分野ですが、出題割合は1/6程度です。

食品学とは、食材の味や栄養を学ぶ分野です。ほうれん草の緑色を退色させないようにするための方法(塩を入れる)など、テレビで紹介されるような豆知識や実務にも役立つ分野です。

衛生学は安全性や食中毒について学ぶ分野です。人の命を預かっている仕事に携わっていることを改めて認識できる分野でした。

栄養学の分野は、これまで美味しさだけを追求してきた大西に取ってかなり勉強になったそうです。COCOCOROの料理は美味しいですが、栄養バランス的に少し偏りがあったかもしれませんね笑

食文化概論は世界各国の料理の歴史・ルーツを辿る分野。料理の本質を知ることができます。

出題内容を見る限り、調理師試験では「美味しさ」よりも「安心安全な料理を作り、食を伝える」ことに重きを置いているようです。

4.まとめ

現在飲食店で働いている人、かつては働いていた人は軽い気持ちで受けてみても良いかもしれません!
また、受験資格が無い方も調理師試験の対策テキストを読むだけでも料理の幅が広がると思います!

「プロ」でも「趣味」でも自分の料理に自信がつきますし、周囲からの見方も変わると思います!

大西は今後さらに上の資格を得るために、より一層努力していきます。

名実ともにプロ料理人となった大西を今後ともよろしくお願いします!!