コラム

【激白】第2回:好きなことを仕事にする。飲食店経営者の1日。

◆圧倒的自信。ここだけは他店には負けないCOCOCOROの強み

他のお店には負けないCOCOCOROの強みはありますか?

良い質問だね。それは飲食店をやる上で大事なことなんだけど、COCOCOROはBARの中でも、めちゃくちゃ料理が美味しいと思っている。

さすが " 料理うまいBAR " と名乗っているだけありますね。

レストランや専門店と勝負するならランキングはあまり高くないのかもしれないけど、BARに限定するなら味も値段もかなり凄いほうだと思う。

美味しい料理を食べながら、看板ドリンクのホッピーやレモンサワーが飲めるのは至福ですね!

ありがとう!でも、本当に一番負けないと思っているのは “お客様の質” かな。

質ですか。でもお客様をお店側が選ぶって難しいことではないですか?

そうだね。だけど俺は料理やお酒を出したいわけではなくて、楽しい時間を提供したいんだよね。その時間を楽しんでもらうために俺は料理やお酒を作っているんだ。だから酔っ払っていたり、大声を出す方が、他のお客様の楽しい時間を壊さないように、時としてお客様を選ぶことも必要なんだ。

お店側がお客様を選ぶなと言われるのかも生れませんが、お店の雰囲気を作ったり、守ったりするのはお店側の務めだと僕は思います。

逆に良いお客様に来ていただいた時には「ウチに来るお客様は良い方ばかりなんですよね」と言えるので、間接的に「アナタも良いお客様の一人だよ」と伝えることができるし、周りのお客様も良い人だとわかるので、安心してお客様同士で話せるようになるんだ。

お客様同士で仲良くなれるのはとてもBARらしいですね。

そう、だからBARが良いと思ったんだよね。オープン当時 “コミュニケーションレストラン COCOCORO” だった頃は、コミュニケーションよりも料理だけを求めて来るお客様が多かったんだ。レストランだから別に良かったのだけれど、俺がやる意味が無いと感じたんだよね。

大西さんの長所であるコミュニケーションスキルが活かせていなかったのですね。

だから思い切って席数の多いレストランから席数の少ないBARにして、一人客や二人客が週に2-3回くらい来てくれるようなお店にして、俺と話をしながら、お客様同士でも仲良くなったりするなど、料理やお酒以上の ” 人生の価値 “のようなものを見つけられるようなそんな場所を作りたかったんだ。

美味しい料理とお酒、それに気の合うシェフとお客様。それが良いお店の条件だったりするのかもしれない。
そういう理念をもってお店を作られていたなんて知りませんでした。聞けて良かったです。

まあこれはお客様にわざわざ言うものではないからね。お客様にはそれを感じてもらえればいいだけで、俺が思っていてもそれを感じるかどうかはお客様次第だからね。

なるほど。その理念に共感してくれる方がきっと常連さんになってくれたりするんですね。改めてCOCOCOROが素敵なお店だと感じました。